Grateful and Graceful

Grateful(常に感謝を忘れずに)、そして Graceful(優美でしなやか)に、毎日を笑顔で過ごしたいと思っています

丸坊主になってしまったバラ

私が住んでいるマンションには共有ガーデンがあって、

週に1回、ガーデナーが来て手入れをしています。

 

バラも沢山植わっているので、

早く咲かないかなぁ・・・と、

足しげく通っていました。

 

2週間ほど前に満開だった、

こちらのバラが・・・

 

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今日のお昼休みに様子を見に行ったら、

こんな風になっていました・・・・・😱

 

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良いのですよ、ちゃんと手入れされてて。

 

「良い」どころか、

正しく剪定されてて素晴らしいのですよ。

 

花が終わったら(終わりかけたら)、

きちんと切り取ってあげないといけないんです。

 

そうしないと、

実(ローズヒップ)を作ろうとして、

栄養が実に行ってしまうから。

 

また、ただ花を切り落とすだけじゃなくて、

次に伸びてくる枝の向きなどを考えながら

適切な場所で切らないといけないのです。

 

そして、さすがプロのガーデナーさん、

きっちり仕事してるんです。

 

さすがだなぁ、と思う反面・・・・・

 

あっという間に花の時期が終わってしまって

ちょっと寂しく思いました 😿

 

私がロンドンでバラを育てていた時は、

だいたい5月末から6月末くらいまで

次々とバラが咲いていくので、

たった2週間で完全にバラがなくなる(剪定する)

ことはないのですよ。

 

終わりかけの花をひたすら切り続けても、

次から次へと蕾がつき、一通り咲き終わって

花が一段落したなぁ…という頃には、

四季咲きバラのなかでも

既に一度剪定された早咲きだったバラが

また次のつぼみを付け始めるのです。

 

だから、一番花が多いのは6月初めくらいで、

そこから花の数は少なくなるものの

だいたい9月末くらいまでは次々と咲き続けるのです。

 

だから、こうやって早々と丸坊主(花がない)で

緑一色になっってしまったバラは見慣れないというか、

正直言って、見たとき愕然としました 💀

 

やっぱり日本とイギリスだと気候も違うし、

植えられているバラの種類も違うから、

仕方ないのでしょうね。

Kenwood House 夾竹桃

今日、道を歩いていたら、

夾竹桃が咲いていました。

 

 

見事ではあるのですが、

とても寂しい・・・と思ってしまいました。

 

なぜなら、私がロンドンで住んでいた家から

あるいで20分くらいのところに、

見上げるほど大きな夾竹桃が見事に咲き誇っていたからです。

 

家を出て、丘を登って、森を抜けて・・・・

 

 

しばらく歩いていくと、

木々の間から白亜のお屋敷が見えてきます。

 

 

真っ白な壁がまぶしいこのお屋敷は、Kenwood House。

 

そのお屋敷の前庭には、

見上げるほど大きい夾竹桃が咲き誇っていました。

 

 

この、こんもりとした木々は、高さが2m以上もあります。

 

濃淡ピンク・赤・オレンジの夾竹桃の間には

オオムラサキツツジも咲いていました。

 

 

 

私が住んでいた家は、

ロンドン都心部から

バスで20-50分(交通状況によります)のところでした。

 

都心からこんなに近い場所で、

こんなに見事な緑とお花が楽しめるロンドンって、

やっぱり素晴らしい。

 

インフラが整っていない、クーラーがない、

 

サービスが悪い・・・

 

悪い点をあげれば枚挙にいとまはないけれど、

やっぱり暮らし慣れたイギリスに

1日でも早く帰りたいと思ってしまいます。

 

気候変動ワークショップ Climate Fresk

諸般の事情から、私は気候変動ワークショップの

ファシリテーターとしての資格を持っていまして、

このワークショップをするとき、

いつもスターン教授のことを思い出しているのです。

 

そして、そのワークショップで必要なカードを

手作業で、ひたすら切っていました。

 

 

42枚で1セットのカードを20セット・・・

 

右手が腱鞘炎で痛いです 💀

 

このカードに記載されている事項は、

IPCC(Intergovernmental Panel on Climate Change)という、

世界各国の専門家が集まって、

気候変動について科学的に検証している機関が出している

レポートに基づいています。

 

そして、IPCCといえば、

思い出すのがスターン教授です。

 

私、あまり男性の好みってないのですけれど、

こういう人が旦那さんだったらいいなぁ・・・

と、一度だけ思った人が、

Load Nicolas Stern でした(笑)

 

世界的には有名ですけど、

日本じゃあまり有名じゃない(悲しい)

Stern Reveiw(スターン報告)と一般的に呼ばれている、

気候変動と経済活動に関するレポートを

2006年に執筆した、

ロンドン経済大学(LSE)の教授です。

 

Stern Review と言われていますけれど、

正しくは「The Economics of Climate Change」、

「気候変動の経済学」というタイトルで、

スターン教授は気候学ではなく、

経済学の専門家です。

 

昨今、ようやくCO2対策や

2050年までに Net Zeroにしようとか言われてますが、

2006年時点ですでに警告を発していたのが

スターン教授なのです!!

 

でも、実際の教授は偉そうなところが無くて、

温厚そうで、良い感じのおじ様なのです。

 

LSE(London School of Economics and Political Science)では、

一般向けの無料レクチャーを頻繁に開催していて、

大昔に、スターンさんが出ているレクチャーを見て以来

密かなファン(?)な私です(笑)

 

コロナ禍以降、LSEのレクチャーは

オンラインでも受けられるようになりましたが、

時差があるから、全然受けられません。

 

イギリスって、こうやって無料で楽しめる

知的活動が沢山あるのも魅力です。

 

ご興味のある方で、

夜更かしが大丈夫な方は、

是非何かレクチャーを受けてみてください。

 

www.lse.ac.uk

 

 

 

ザラメと切り落とし:長崎カステラの魅力

今日は用事があって、

東京駅の八重洲口の方へ行きました。

 

八重洲の方へ行くときに必ずたちよるのが、

こちら!! 長崎県物産館!!!✨

 

 

何気に物産館が好きで、

新橋駅近くの香川・愛媛物産館とかも

よく行きます💕

 

ここで買うのは、いつも同じ。

 

長崎カステラの切り落とし!!

1パック、450円です 😊

 

明日、お友達の家へ行くので、

その時の手土産として、

切り落としじゃないカステラも買いました。

 

長崎カステラは底にザラメがあって、

なんか食べてて嬉しくなります。

 

私はフランス語を習っているのですが、

フランス人の先生も

「ザラメがいいよね!」と言っていました。

 

だから、先生のためにもう1つ、

切り落としじゃないカステラを買いました。

 

木曜日がフランス語レッスンなのですが、

喜んでもらえるといいなぁ 😊

 

決められないとき

7月末のイギリス行きについて、

あれこれ予定を考えていました。

 

最初はNC500という

スコットランドをめぐる

500マイルのドライブを考えました。

 

 

でも、ネス湖のほとりのホテルが

1軒も空いていない・・・

 

ネス湖の近くなら空いているけれど、

せっかくだから、

日暮れまでネッシー探索ができる

ネス湖が見えるお部屋に泊まりたい!

 

そういう部屋に泊れないなら、

泊まれそうなときに行けばいいか・・・

 

と、All or Nothing (全てか無か)という

極端な性格の私は、NC500を諦めました。

 

 

そして、次に「荒涼とした断崖絶壁が見たい!」と

突如として思った私は、

アイルランドのドライブ旅行を考えました。

 

でも、アイルランドは宿代は安いけれど

レンタカー代が馬鹿になりません。

 

さらに言うなら、アイルランドが大好きで

長期ドライブ旅行は何度もしているのです。

 

じゃぁ、どうしよう・・・?ということで、

好きな画家のレッスンを受けることにしたのでした。

 

こちらですね。

無事に1日レッスンの予約が取れました 😊

rosalian197.hatenablog.com

 

でも、画家さんの都合で、

滞在期間のちょうど真ん中の日になってしまい・・・

 

ロンドンから日帰りできるような距離でもなく、

5時間のレッスンのために、

2泊3日を要する場所なので、

5日くらい、何もない田舎へ行くという

夢(?)が絶たれました😭

 

レッスンの前に2日、

そのあとに3日しか余裕がなく、

何もない田舎へ旅行に行くには

中途半端な日数になってしまったのです。

 

都心に住んでいるせいか、

もともと田舎好きな性格のせいか、

何もない、人の手が入っていない、

水平線まで何も人工物が見えないような

荒涼とした自然に身を置きたくて仕方ないのです。

 

でも、そんな中途半端な日数しか残っていないから、

前後はロンドンに滞在するよりほかない、

ということはよく分かっているのですが、

ロンドンのホテルをとる勇気がありません ><

 

勇気というか・・・

 

貧乏なので、返金不可の安い部屋をとろうとしているのですが、

その部屋を予約したら予定の変更ができない、

(=荒涼とした自然を完全に諦めるしかない)

という窮屈な状況に追い込まれるのがイヤで

なかなか予約が取れずにいます。

 

窮屈な状況が嫌なら、

高い値段を払って

キャンセル可能なお部屋を予約すればいいのですが、

1泊あたり38ポンド(約8千円)も

値段が上がるんですよ?(涙)

 

どう考えても、返金不可で取るしかないでしょう?

 

早く予約しないと安い部屋がなくなってしまうので

さっさと決めたいのですが・・・

 

若いころは何でも即断即決できたのに、

年を重ねるごとに、即決できなくなりました。

 

昔は「失敗して当然!失敗したらやり直せばいいんだ」

と前向きに考えていたのですが、

失敗経験が積み重なって、

さらに「やり直す」ことができると分かっていても

その労力を考えてしまうようになりました。

 

「やり直そう!」と心で思ったとしても、

それを行動に移すために多大なエネルギーを要することを

過去の経験から学んでしまったため、

だんだんと決められなくなったのです。

 

でも、これって、

覚悟の問題だと分かっているんですけどね・・・

 

えいや!と思い切って、

あとは、与えられた状況の許す限りで

精いっぱい楽しめば良いのだと

分かってはいるんですけどね・・・

 

出来るだけ多くの選択肢を残したくて、

でも、お金はあまり使いたくなくて・・・

 

私が大富豪だったら、

もしくは、円がここまで安くならなかったら

10万円以上もの金額を

無駄にする可能性があることを承知のうえで、

思い切って、覚悟を決めることができたのですけどね。

 

貧乏OLの悲哀を、ひしひしと感じています(悲)

 

まぁ、そんなことを言っていても仕方ないので

そして、迷っているうちに

ホテルや電車の値段が上がってしまうので

さっさと予約するのが最善だと

頭では分かっているのですけれど・・・

 

踏ん切りがつかないで、うだうだしています😞

 

 

ちなみにロンドンのホテルで、

エアコンとエレベーター付きの快適なホテルを探すなら

Booking.com 等で予約するよりも

Travelodge とか Premier Inn と言った

チェーンの安ホテルで予約した方が安いですよ。

 

しかも、チェーン店の場合は

本店が決めたであろう標準基準があるので、

ほぼすべてエアコンとエレベーター付きの部屋なのです。

 

同様の理由で、

室内も最低限の設備が確約されているし、

お部屋も清潔に保たれています。

 

ロンドンは、もともと気候が涼しかったので、

小さなホテルにはエアコンがないのが標準なのです。

 

そして、昔の邸宅を改造した小さなホテルも多く、

そういったところにはエレベーターがないのです。

 

最近は気候変動で猛暑になることもあるので、

エアコンのない部屋に泊ることになると

地獄の暑さで眠れなくなること必至です。

 

人がすれ違えるかどうかというくらい狭い階段を使って

大きなスーツケースを

日本でいう3階や4階まで持って行く、

その苦労を考えたら、エレベーターは必須です。

 

ちなみに、エアコンもエレベーターもなくていい、

ということなら Booking.com で探した方が

安い部屋が見つかります。

 

お城を改造したホテルとか、

かわいいB&Bなど、

唯一無二な、特別感のある所に泊りたいなら

おすすめしませんけれど、

「とりあえず寝る場所があればいい」という方には

Premier Inn がおすすめです。

 

なぜなら、Travelodge よりも

少しだけ値段が安いから。

 

・・・というわけで、

覚悟ができずにダラダラ書いてきましたが、

Premier Inn を予約することにします😔

 

www.premierinn.com

 

私よ、がんばれ!

 

今回、ロンドンにしか行けなかったとしても、

アイルランドスコットランドも、

イギリスに帰ったら、ゆっくり回れるから大丈夫!

 

覚悟を決めるのだっ!!!😣

 

横浜イングリッシュガーデン

私はバラが好きなので、

東京に住んでいるくせに、

横浜イングリッシュガーデンの年間パスを持っています。

 

イングリッシュガーデンとありますが、

ここはバラ園なのです。

 

本数は少ないけれど、

横浜駅から無料送迎バスが出ているので、

時間を合わせて出かけると、

家から30分ちょっとでたどり着きます。

 

バラの季節が終わったとしても、

どんな時期に、どんなふうに剪定しているか?

 

バラの咲く時期と大きさ、

花もちの良さなどを見ながら、

そのバラとそのバラを一緒に植えたら

見ごたえのあるガーデンになるのか?

 

そんなことを観察するために、

バラがあまり咲いていない時期にも

足を運んでいます。

 

今はちょうどバラの最盛期が

終わろうとしている時期ではありますが、

行くなら5-6月がおすすめです。

 

そして、そんなバラ園の売店で、

こんなのを見つけました。

 

 

見たとき、「あらかわいい💕」と思ったら、

なんと食虫植物らしいです(笑)

 

ガーデンの売店でチーズケーキを食べるのも

なんとなく習慣になっています。

 

 

ときどき売り切れているので、

そのときはコーヒーだけを頼んでいます。

 

バラのソフトクリームとかも売っているのですが、

美味しいのかしら?という疑問があって、

買ったことはありません(笑

 

イギリス 衝撃の診療所事情

昨夜、アレルギー性鼻炎の薬を飲もうとしたら

最後の1粒だったので、

今日は、お昼休みを利用して病院に行ってきました。

 

 

日本って、かかりたい時に、

すぐに病院にかかれるからいいですよね。

 

イギリスでは病気になっても

すぐにお医者様に診てもらえません。

 

イギリスの医療は基本的に無料なのですが

風邪をひいて診療所に行きたいと思って

朝いちばんに診療所に電話すると、

大抵こう言われます。

 

「直近で予約が取れるのは、2週間後です」

 

2週間後なんて、風邪治ってますよ?😕

 

私立の病院であれば、

その日のうちに見てもらえますが、

10年位前に私立の病院へ行った時に

診察だけ(処方箋なし) 260ポンドでした。

約50,000円ですね・・・

 

その日以降、もう二度と風邪をひくもんか!

と決めて、健康に気を使うようになりました(苦笑)

 

ちなみに、イギリス診療所の対応は

地域によって差があります。

 

簡単に言うと、税収入が多くて、

移民が少ない地域の診療所は、

割と対応が良いです。

 

私は移民だらけの地区に住んでいたことがあって、

その時は扁桃腺があったので、

よく高熱を出していました。

 

39度の熱が出たとき、

診療所に電話して、診察を受けたい、

診察が無理なら、

せめて抗生物質の処方箋が欲しい、

と痛む喉で訴えたことがあります。

 

受付に出てくれた女性は同情してくれて

なんとかドクターにつないでくれたのですが、

インド訛りの英語を話す医者に、

こう言われました。

 

「まぁ、ちょっと平熱よりも高いけれど大丈夫。

紅茶を飲んで、寝てなさい」

 

そして、ガチャ!と電話を切られました・・・・

 

ああ、本当に日本って良い国!!

お金さえ出せば、すぐに医者に診てもらえますからね!!

 

ちなみにイギリスの医療は無料ですが、

薬は有料で、しかも保険がないので

100%自腹です。

 

処方箋を薬局に持って行くと、

処方箋料のほかに薬代が実費でかかります。

 

3年前で8ポンド(約1600円)の処方箋料、

今はもっと上がっているかもしれません。

 

薬代も、高かったです。

 

最後に抗生物質を処方されたのは

8年くらい前ですけれど、当時ですら、

1週間分で30ポンド位(約6千円)しました。

 

私は安月給の事務員だったので、

薬代が高いから、

医者に貰った処方箋を捨てたことが何度もあります。

 

薬を飲まないと治りずらいですけど、

薬を飲まなくても数日我慢したら

何とか回復する程度の病気の時などです。

 

一応、診療所へ行って、

悪い病気とか、

変な感染症とかでないことを確かめたら、

あとは自然治癒するまで安静にしていました。

 

ほんと、こうやって思い出話をしていると

病院や歯医者の酷いエピソードが

それこそ心の中の湧き水のように

ぶくぶくと大量に湧いて出てきます。

 

まぁ、そういう酷いお話はまたの機会に・・・